毎年、この時期になると春日井さくらライオンズのメンバーが柏原中学校にお邪魔して、中学生の皆さんに薬物乱用防止教室を開催します。1年生の生徒さんたちが体育館に勢ぞろいして、私たちの話を聞いてくれます。女子中学生お二人の司会で始まって、最初に山田会長がご挨拶しました。挨拶の後、印東委員長に司会を交代し、これからDVDの上映、寸劇、クイズと進めていくと説明しました。
DVD上映中も大変静かに観てくれました。その後、寸劇の準備が始まり、出演の生徒さんたちが移動しました。以前はさくらのメンバーが劇をしていましたが、最近は中学生の皆さんに演じてもらいます。学生の役や怪しいスカウトの人、無理に薬を勧める先輩役など、皆さん上手に役になりきっています。セリフも暗記して、劇が大変スムーズに進み、大盛り上がりでした。
その後、3択クイズを行いました。クイズの担当は私です。『①薬物乱用とはどういうことか ②薬物を飲むとどうなるか ③先輩に薬物使用を誘われたらどうするか』の問題に3つの答えを用意し、正解の番号に手をあげるというクイズでした。生徒の中にはわざと違う番号に手をあげたり、3択なのに「4番」と答える人もいましたが、幼稚園で慣れているので動揺することなく進めました。
ゼッタイ君の着ぐるみがあるのですが、クイズの時に一緒に立ってもらいました。クイズが終わると着ぐるみの中から先生が登場したので、会場は最高潮に盛り上がりました。最後にさくらのメンバーが「ダメ!ゼッタイ!」の看板を持って生徒さんたちの前に並び、「薬物乱用はダメ!ゼッタイ!」と3回、大きな声で斉唱して終わりました。薬物は恐ろしいものと記憶に残りますように。